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医療施設 社会福祉法人 恩賜財団済生会 千葉県済生会習志野病院  様

地域医療の担い手として

常滑市民病院は、建物の老朽化が進むため新築移転し、2015年5月1日に新病院を開院しました。
急性期医療を主体としつつ、回復期医療などにも取り組むケアミックス型病院として、急性期から在宅までを見据えたシームレスな医療を実践し、地域住民の安心で健康な暮らしを支えています。

立地は海岸から3キロメートル以上離れた標高30メートルの高台にある新興住宅地(常滑ニュータウン)内にあります。建物は免震構造で、地震や津波などの災害時でも医療が継続できる環境を整えています。

『コミュニケーション日本一の病院』物語

当初、新病院建設は行政、市民共に赤字累積で実行困難だと思われていました。

2010年に新病院建設が決定すると、市民の理解を深めるために「みんなで創ろう!新・常滑市民病院100人会議」を開催しました。
ところが、第1回目の会議では市民から新病院建設に対する否定的な声や病院に対する不満が噴出。
市内で唯一の入院施設をもち、地域の救急医療にも貢献してきたという医師や看護師の思いとはかけ離れた市民の思いに愕然としました。

しかし、2回目以降の会議では病院側の思いを打ち明け、対話を重ねることで、徐々に互いの気持ちに変化が生じました。
そうした中で決まったのが「コミュニケーション日本一の病院」という新しい基本理念です。その後のワークショップでは、市民と一緒に先進的な病院を見学に行き、市民からでた要望を基本設計に織り込むなどして、本当の意味で「私たちの病院=市民病院」を創り上げることができました。

現在、市民とのコミュニケーションの場は「病院ボランティアの会」という形に変わり、120人以上が登録しています。
玄関での患者さんの送迎や車いすの介助、植栽管理や患者さん向けのイベント開催といったボランティア活動を行う中で、「私たちの病院を私たちで支えていこう」という思いは脈々と受け継がれています。

病院側も応援してくれる市民に感謝して「病院祭」の開催や市民の健康チェックを行う「健康ひろめ隊」など、積極的に地域との交流の場を作りながら、「コミュニケーション日本一の病院」を目指しています。

久米看護局長に病院の特徴についてお聞きしました

(1)エントランスホールの「タイル壁画」

常滑は古くから窯業が盛んなことから、エントランスホールには1センチ角のモザイクタイル42万個を使って制作した巨大なタイル壁画が設置されています。
デザインは常滑高校クリエイティブデザイン科の学生が、制作には市内の中高生や病院スタッフ、市職員など約3,000人が参加しました。作品のタイトルは「集まる人々、続く絆」で、「コミュニケーション日本一」を表現しています。

(2)中部国際空港セントレアの防疫対策「特定感染症病床」

2016年1月4日、常滑市民病院は特定感染症指定医療機関の指定を厚生労働大臣より受けました。全国で4か所目の指定です。中部国際空港の直近病院として、未知の感染症のまん延を水際で防ぎ、市民、県民を守ります。
院内には特定感染症病床2床が整備されています。

(3)4床室は「ナイチンゲール病床」

入院患者さんにご利用いただく4床室はすべてのベッドに窓があり、カーテンで仕切れば個室的な居室空間を得ることができます。また、将来個室のニーズが高まれば、簡易的な壁を作ることで3部屋の個室として転用することもできます。

この病室について、設計者は「個室的多床室」と呼んでいましたが、看護局では「ナイチンゲール病床」と呼んでいます。ナイチンゲールの看護理論の1つは環境論で、患者さんの自然治癒力を高めるには彩光や空調、プライバシーが保たれるなどの環境整備が重要であると唱えていますが、その空間をまさに実現した病床です。

■今回ご採用いただいた製品

※SH-5540LT  3モーターベッド         126台
※SC-8080LT  3モーターベッド         2台
※SI-800T     4モーター電動特殊ベッド  5台

今回ご採用頂いた病室用ベッドは、ベッドを搬送する際に操作性が良く、扱いやすいとの評価を頂き、インテリアとの調和もとれているとお聞きしました。

製品情報へ→

→ 常滑市民病院 様 物件概要