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岡山県真庭市下湯原56
真庭市国民健康保険 湯原温泉病院 様


「地の利を活かした病院の新しいカタチ」

施設外観
自然景観と調和した病院外観
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 岡山県真庭市にある湯原温泉は、日本で一番雪景色が美しい温泉地といわれ、西の横綱とも評されている。そこに今後の医療のひとつの方向性を示す新病院に注目が集まっている。湯原温泉病院は、2005年3月真庭市の誕生と共に下湯原へ移転新築を果たした。


【癒しの環境をもつ病院】

中庭
回遊し、四季折々の変化を楽しめる中庭
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 新病院の魅力は、非常に緑が豊かなところを生かした「四季折々の変化や天候の違いを実感できる環境」にある。病室もゆったりとした空間が確保されているが、病室空間だけでなく、より広い空間を利用した癒しの効果がうまく取り入れられている。
 例えば、1階の療養病棟は、病室から直接屋外庭園に出て散歩ができる。バリアフリー設計の庭園に面したはき出し窓を開けると、思わずベッドから出て外の空気に触れたくなる。庭に出て空を見ることができるというのは、長期入院する方にとって心弾む環境である。 これには、離床を促し、自発的なリハビリ効果にも期待が込められている。


病室
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病室
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外へ出やすい掃きだし窓。病室からすぐに庭に出ることができる。

 入院患者にとって重要なのは病室の居住性であるが、看護する側からは機能性に重点がおかれる。実は患者様にとって開放的な空間は、看護師の動線が長くなるという問題もある。動線の長さよりも「全ての患者様に目が行き届くことが大切です」と、当病院に着任して20年というベテラン看護師山本主任。
 まだ新しい環境には戸惑いもあるが、「一般病床(50床)の病室からはダムの湖面と、緑豊かな目地半島の山々が見渡せ、廊下も看護単位では、直線的な動きで効率がよく、看護する立場からも癒される空間となっている」という。


ダム
4階展望台からダムを望む
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露天風呂
人間ドックの際に利用できる露天風呂
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 病室は広さだけではなく、収納やプライバシーにも配慮されており、南側の病室には遮光に障子を使って落ち着いた雰囲気をつくりだすなど「家庭に近い環境で治療を受けることができるよう細やかな気配り」が感じられる。
 特別室には、ユニットシャワーやミニキッチンまで用意されており、家族も安心して看まもりができる。3階には、最大20人の受検者に対応できるという人間ドックがある。遠方からの受験者にも嬉しい露天風呂は、光と緑にあふれ、芯から体を癒してくれるに違いない。



【寝たきりを防止するリハビリ】

プール
温水を利用した水治療室(プール)
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 各自治体による健康行政というものも本格化しているが、「医療と健康増進施設」の融合という観点から、リハビリ機能の充実と全身管理によって「生活習慣病や寝たきりを防止する」という新たな試みにも期待が高まる。
 新病院は、手術部門も充実しており、急性期患者の受け入れ態勢も整っているが、亜急性病棟を含む「地域一般病棟」としてリハビリにも重点がおかれている。
 一般的に、脳卒中などの急性期リハビリが終わったあとのリハビリが行き届かず患者を寝たきりにさせてしまうようなケースがあるが、新病院では、急性期リハビリが終わったあとも、温泉を利用した新たな水治療室(プール)や理学療法・作業療法室などで「充実したリハビリテーションが可能」になっている。温泉を利用した水治療法は、湯原ならではの良さが発揮できる部分でもある。また、新たに実践運動指導師による運動療法も取り入れられるという。



ランニングコスト削減「環境への配慮・省エネ」について

 寒冷地ということもあり、光熱費も比較的負担が大きくなるが、不要な空調や照明などのこまめな制御も取り入れた環境にやさしく無駄のない設備計画となっている。
 特に、排温水から熱エネルギーを回収し再利用する熱源システムについては、NEDO(新エネルギー産業技術総合開発機構)による補助事業の対象にもなっている。


■今回ご採用いただいた製品

※FL-3430TY
 フォレシー・シリーズ 3モータータイプベッド 55台他


今回ご採用いただいた製品

病室
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 療養病棟(55床)で採用されている。背を起こした際に、ベッド柵も一緒に動く製品のため、転落予防にもなり、リハビリにも有意義に活用できるセーフティーサイドレール(ボトム一体型)が付いている。これは、離床促進という病室のコンセプトとも一致している。
 山本看護主任は「ベッド柵がしっかり固定できるようにロックが付いていて、安全に使用できるところがいいですね」と患者様の安全面への配慮を忘れない。

 ベッドサイドテーブルも「セーフティースライダーという機能が安全で効率的にテーブル高さを調整できる」と高く評価をいただいた。
 また看護側にとって嬉しい機能としては、「ベッド周りが広くなった分、看護師の動きも無駄になりがちだけれど、キャスターの固定と解除がベッドの左右どちらからでも簡単に行えるふみふみトータルロックは看護作業がスムーズになり助かる」という。患者様中心の医療実現には、看護スタッフの働きやすさは欠かせない要素でもある。

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